にほんごもっとでは、「継承語」”Heritage Language”を「親から受け継いだことば」と捉えており、国語教育とは別に考えています。
子どもの育つ環境で使う「現地語」や、現地校で子どもの発達に合わせて行われている教育とは別に、家庭内で使われていることばです。
「継承日本語教育」は、子どもの年齢はもちろん、性格、興味、モチベーション、目標や、家庭の方針や環境、将来の予定、在住国の取り組み、言語のパワーバランスなどに左右され、そのニーズや目標は非常に多様です。
にほんごもっとでは、そんな多様性のある「継承日本語教育」の一つの選択肢として、イタリアで育つ子どもたちがができるだけ長く日本語学習を継続し、子どもの心と言葉の成長を目指した取り組みを行っています。